2026年8月9日に放送された『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』第6話「革新の音」。喜八が持ち出したのは電氣仕掛けの楽器一式で、稲子たちは明治の舞台でヘヴィメタルを鳴らしてしまいました。海外掲示板MyAnimeListの討論スレッドは「これがベビーメタル誕生か」と沸く一方、「またバンド回か」という冷めた声も同じ場所に並んでいます。
作品概要
『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』は、京都アニメーション大賞の奨励賞を受けたKAエスマ文庫の小説を、京都アニメーションがアニメ化した作品です。2026年7月5日放送開始。電氣がまだ普及していない時代の日本を舞台に、疑り深い発明少年・坂本喜八(CV:内田雄馬)が、兄・清六とともに夢を描いた「二十世紀電氣目録」を追いかけていく物語です。第6話「革新の音」は、三添洋輔から挑まれた勝負に喜八が電氣楽器で応じ、百川稲子・原島すず・大倉ケイトの三人が舞台に立つ回でした。
▶ 前話の反応はこちら:【賛否】『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』第5話、”恋を測る機械”で男同士を感電させる展開に海外真っ二つ「奇天烈すぎて大好き」vs「本気で1話まるまるコレに使ったのか」
なぜ海外で話題になったのか
第6話の討論スレッドは、放送からおよそ半日で書き込みが46番まで伸びました。集中したのは「明治日本でヘヴィメタルを鳴らした」という一点です。京都アニメーションは『けいおん!』や涼宮ハルヒの「God knows…」でバンド演奏を何度も描いてきた会社で、海外の視聴者はその系譜を即座に思い出します。そこへ電氣ギターと電氣三味線、さらにデスボイス発生機という時代錯誤の飛び道具が乗りました。結果として「またバンド回か」という既視感と、「よりによってデスメタルをやるとは」という驚きが同じスレッドに同時に流れ込み、議論が長くなっています。なお手描きの物量に対する称賛だけは、どちらの陣営からも出ています。
動画でチェック
京アニチャンネルが公開している、第六話のスペシャルエンディング『ウキヨバナレ』の公式映像です。
海外の反応
海外の名無しさん
稲子たちがメタルに走るとか最高すぎる。京アニと原作者、今日はごちそうさまですわ。ランティス、今夜にでも音源出してくれ!!!😭
海外の名無しさん
そしてこうしてベビーメタルは生まれた! とんでもなくアガる回だったwww
海外の名無しさん
京アニ、頭のおかしい奴らの集まりだろ。あの激しい動きを平然と手描きでアニメートしてる。
海外の名無しさん
入れ子人形みたいな忍者術www
冒頭で稲子が即興でフリースタイルをやっていたのが、MVPの健吾が入ってきた後のあれ全部、つまりヘッドバンギングへの助走になっていたのが最高だった。デスボイス発生機は文句なしに喜八の最高発明だ。\m/
海外の名無しさん
一瞬……とんでもなく……奇妙な作画スタイルになってたな……。
この曲、大至急Spotifyに入れてほしい。ダンダダンのあの演奏シーンと近いバイブスを感じたし、本当に大好きだった。
10/10の回。
海外の名無しさん
ヘヴィメタルってなんだよこれ、www
稲子の父親は本当にクソだ。娘に自分の言うことを何でもやらせてきただけじゃなく、娘の気持ちを折って、才能も信じていない。あの男が気にしていたのは自分の体面だけで、稲子のことじゃない。
海外の名無しさん
無茶苦茶な回だし、所々ちょっと安っぽいけど、それでも楽しい。楽器が出てきたとき「ロック以前のロックみたいなのをやるのか?」と思ったら、それどころか丸ごとメタルのコンサートをやりやがったwww たしかにアホっぽい(特にCGの観客に囲まれるところ)けど、曲はけっこうカッコよかったし、稲子たちがゾーンに入っていくのを見られたのは良かった。稲子の父親はクソだけどな。
海外の名無しさん
うーん、乗り物が全部蒸気動力の遊園地というのはなかなかの偉業だ。弾き手さえいれば成立する電氣バンドも独創的。女の子たちが猛練習する場面のアニメーションも良くて、いい味付けだった。規子は稲子にとって最高の姉だ。健吾はいっそ「ライダー健吾」に役柄変更したほうがいいwww それにしてもあのバンドの演奏は本当に素晴らしかった。自由になって自分の思うように生きたいという稲子の願いが、よく出ていた。今の時点での問題は清六に何があったのかだ。エンディングで見たあの存在が、ただの模造品であることを願うばかり。
海外の名無しさん
伝説によると、彼は今も漕ぎ続けているらしい。
海外の名無しさん
ここ3話はかなり一話完結だった。「今週のガジェット」方式ってやつだ。でも登場人物について新しく分かったことはほぼ無いし、話も進んでいない。
それでも今回はすごく楽しめた! 曲が良すぎたし、キャラはいつもどおり面白い。ただ、そろそろ本筋も動いてほしいとは思う。
海外の名無しさん
俺は一体何を見せられたんだ……。京アニ、けいおん!と響け!ユーフォニアムがあるのは分かるけど、全部の作品にアイドル・バンド回をぶち込まなくていいんだよ……。境界の彼方でも同じことをやっただろ。
海外の名無しさん
作画に関しては素晴らしい。京都アニメーションなら当然だし、単発のバンド回や音楽シーン全般が本当に好きな会社だしな。ただ曲に関しては時代錯誤もいいところで、自分の予想とはまるで違ったし、自分の好みからするとちょっと脈絡がなさすぎた。喜八が電氣の別の使い道を試していて今回はそれが音楽だった、というのは分かる。でもこの回はコンセプト的に、2000年代の少年アニメで出てきそうな出来の悪いフィラーにしか感じられなかった。三添の演奏だって自分にはふざけすぎだったし、この回は全体が笑わせにいくか、やりすぎな方向に振り切ろうとして、結果的に見るのがしんどかった。特訓モンタージュの映像スタイルは好きだったけどね。総じて言えば、良くはなかった。この部分が原作小説にあったのか、それとも京都アニメーションがこういう作品でも音楽回をやる口実が欲しかっただけなのか、気になる。
海外で評価が分かれたポイント
割れたのは、この飛び道具を作品の本筋にどう位置づけるかです。否定側は構成の問題として見ています。「ここ3話はかなり一話完結だった。今週のガジェット方式ってやつだ」という指摘のとおり、清六と目録をめぐる本筋は今回もほとんど動きません。さらに厳しい書き込みは、この回を「2000年代の少年アニメで出てきそうな出来の悪いフィラー」と切り捨て、原作にあった場面なのか、京都アニメーションが音楽回をやる口実にしただけなのかを疑っています。肯定側はその点を承知したうえで、演奏そのものを目的として受け取りました。スレッドで目立つのは「それでも今回はすごく楽しめた」という留保付きの支持です。なお、ラストに映った清六らしき人形については、賛否どちらの側からも続きを求める書き込みが出ています。
原作で続きをチェック
アニメの先を知りたい方は、原作小説『二十世紀電氣目録』(結城弘/KAエスマ文庫)が刊行されています。Amazonで『二十世紀電氣目録』の原作を探す
まとめ:ザワ速編集部の見解
ザワ速編集部が注目したのは、この回への批判が「つまらない」ではなく「浮いている」に集中している点です。最も辛口な書き込みですら作画は褒めており、問題にしているのは本筋から切り離されていることだけ。裏を返せば、演奏パートは否定側の口も塞ぐ出来だったということになります。象徴的なのが「冒頭で稲子が即興でフリースタイルをやっていたのが、MVPの健吾が入ってきた後のあれ全部、つまりヘッドバンギングへの助走になっていたのが最高だった」という一文で、ギャグと構成を同時に評価しています。次回の注目点は、この成功で稲子の婚約話がどう動くかです。演奏を認める声は洋輔の側からも出たと書かれていますが、父親が折れたと読んでいる人はスレッドにほとんどいません。ここが動かなければ、批判側の言う「浮いた回」のままで終わってしまいます。
参照元:MyAnimeList 話数別ディスカッションスレッド(2026年8月10日取得) https://myanimelist.net/forum/?topicid=2275064/TVアニメ公式サイト CHARACTER(2026年8月10日取得) https://denkimokuroku.jp/character//YouTube「第六話「革新の音」より 明滋維新電氣少女樂團・スペシャルエンディング『ウキヨバナレ』」(京アニチャンネル) https://www.youtube.com/watch?v=FoODDgtivdw

