2026年8月21日に放送されたTVアニメ『これ描いて死ね』第7話「ロストワールド〜殺すつもりで描こう」。手島零が23歳だったころ、憧れのへびちか先生のアシスタントを務めた日々を描く回想回に、海外のアニメファンが反応しています。MyAnimeListの第7話ディスカッションスレッドに集まった書き込みから、印象的なものを拾ってみました。
作品概要
原作はとよ田みのる『これ描いて死ね』(小学館「ゲッサン」連載中)。監督は赤城博昭、シリーズ構成・脚本は福田裕子、アニメーション制作はシンエイ動画。2026年7月3日から毎週金曜23時30分、日本テレビ系「フラアニ」枠で全国30局ネット放送中です。伊豆王島で暮らす高校生・安海相(CV:関根明良)が、担任の手島零(CV:早見沙織)や漫研の仲間とともに漫画を描いていく物語。第7話は手島の過去に踏み込む回で、へびちか先生(CV:井上喜久子)、編集の金剛寺華(CV:ゆかな)、手島の旧友・寺村七(CV:種﨑敦美)が絡んできます。
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なぜ海外で話題になったのか
第7話のスレッドは、書き込み19件と決して多くありません。にもかかわらず中身が濃くなったのは、議論が「配信事故」と「本編の中身」の二層に割れたからです。冒頭のいくつかは本編感想ではなく、「アジア一部地域のNetflixが、1週間延期されたはずの第7話を先に出してしまい、公開から約12時間後に取り下げた」という報告と検証で占められました。Crunchyrollでは配信されていないという書き込みもあり、同じ週に「もう観た人」と「まだ観られない人」が同居するという珍しい状況が起きています。その上で、遅れて視聴した層が本編の話を始めた結果、「憧れの人のもとで働く」という誰にでも刺さるテーマへの反応が、あとから一気に積み上がりました。手島零への関心が主人公と並ぶまで育っていたことも大きいでしょう。
動画でチェック
公式が公開しているPV映像はこちら。
海外の反応
海外の名無しさん
手島と七の過去がだいぶ見えてきたな。手島がへびちか先生に入れ込んでるレベル、安海が手島に入れ込んでるレベルよりはるかに上だろ(笑)
海外の名無しさん
へびちか先生のアシスタントをやったことが、ロボ太とポコ太を生み出すきっかけになったわけか。手島が成長していく過程と、現実の風景を絵として見はじめる描写に見入ってしまった。へびちか先生が言っていた「殺意」の意味がようやく分かった気がする。憧れている相手を殺すつもりで描く、ということなんだな。あの瞬間からへびちか先生は手島を一人前の漫画家として見はじめた。へびちか先生は思いついたことをそのまま口にするから、アシスタントは本当に大変そうだ。石龍は完全に母親譲りだね。
海外の名無しさん
石龍も、他のみんなと同じで、手島先生が自分の母親のところで働いていたことを知らないんだよな。手島にとっては、あるところまでは全部うまく回っていて、そして全部が壊れた。そのへんはこの先語られるんだろう。
海外の名無しさん
東京の夜景の話をしよう。あれは確かにきれいだった。へびちか先生の家もとんでもない大きさだったな。ステンドグラスの窓なんて、まるで教会だ。零が崇拝モードに入っているのを見るのは楽しかった。ただ、神様と編集者の板挟みになるのは相当しんどそうだ。それでもそこで得た気づきは、ちゃんと後で効いてくる。零と七の出会い方もすごく良かった。
海外の名無しさん
回想回って、あっという間に過ぎて気づいたら終わってた、というのが個人的な合格ラインなんだけど、この回はまさにそれだった。なぜか手島の編集者がすごく気の毒に思えた。七は若いころから良いやつだったな。愛の告白は、冗談まじりだったせいか残念ながら流されてしまったけど。あと全体的に、先生は天才だけど説明ができない人より、彼女の言うことをもっと聞くべきだったと思う。メガネのシーンはちょっと驚いた。とにかく良い回だった。
海外の名無しさん
つまり七は手島先生にひそかに惚れてるってこと? 女性漫画家原作のアニメって、どうしてこう百合方向に行くんだ? あと、石龍が手島先生にキスしたとき、七は何も言わなかったのはなんで?
海外の名無しさん
もう一回見てみなよ。あのとき彼女はガチギレしてて、石龍を手島から引きはがそうとしてたよ。
海外の名無しさん
この作品がその百合っぽい匂わせを、そこまで真剣に受け取ってほしがっているとは思わない。大部分はコメディとして出してきている。同じことをやっている作品はいくらでもある。少しでも本気の恋愛要素がある百合作品なら、あのキスは大きな転換点になっていたはずなのに、ここでは次の話であっさり忘れられている。七が本当に惚れている可能性もあるし、いつものアニメ的なお約束とギャグでしかない可能性もある。恋愛的に誰かをくっつけることより、この作品はもっと別のことに集中していると思う。
海外の名無しさん
いや、この回の作画、とくに背景の動きが飛び抜けて素晴らしかった。
海外の名無しさん
「殺意」って、漫画を描くうえで本当に大事なんだな。
海外の名無しさん
憧れの人には会うな、ってやつだな(笑)
海外の名無しさん
手島先生のこの過去編、全部すごく楽しんでる。彼女は長い道のりを歩いてきて、残念ながら望んだ形では終わらなかったけれど、続いていた間はちゃんと価値のあるものだった。
海外で評価が分かれたポイント
ひとつは回想回そのものの評価です。「あっという間に終わった、良い回だった」という声がある一方で、「今までで一番弱い回だった。最初の6話がハードルを上げすぎたのかもしれないけど、これはちょっと”うーん”だった」と書き込んだ人もいて、手放しの絶賛一色ではありません。もうひとつは手島が誰の言葉を聞くべきだったか。「天才だけど説明ができない人より、編集の言うことをもっと聞くべきだった」という意見は、へびちか先生を神格化する見方への静かな異議です。そして最大の分岐点が七の告白の扱い方で、「本気の百合として読む」人と「コメディのお約束として処理されている」と見る人が、同じスレッドの中で正面からぶつかりました。第4話のキスが翌話であっさり流されたことを、伏線と取るか演出の軽さと取るか。ここで読みが割れています。
原作で続きをチェック
『これ描いて死ね』は小学館「ゲッサン」で連載中。手島零の過去に何が起きたのか、アニメより先を知りたい人は原作でどうぞ。
まとめ:ザワ速編集部の見解
『これ描いて死ね』は、漫画を描くことの楽しさをまっすぐ描く作品として始まりました。第7話はそこに、「憧れた人のそばで働くと何が起きるか」という、少しだけ苦い層を重ねてきた回です。へびちか先生は神様のように描かれながら、思いついたことをそのまま口にしてアシスタントを振り回す人でもある。海外のコメント欄に「憧れの人には会うな、ってやつだな(笑)」という一言が出てきたのは、その二面性がちゃんと伝わった証拠でしょう。手島の道が「望んだ形では終わらなかった」ことは、すでに現在の彼女が示しています。次回、その終わり方がどこまで語られるのか。そしてそれを知ってしまった安海たちが、どんな顔で漫画を描き続けるのか。そこが見どころです。
参照元:MyAnimeList 話数別ディスカッションスレッド(2026年8月22日取得) https://myanimelist.net/forum/?topicid=2275576/TVアニメ『これ描いて死ね』公式サイト https://www.vap.co.jp/korekaite-shine//同 あらすじ https://www.vap.co.jp/korekaite-shine/story//YouTube「VAP Official」 https://www.youtube.com/watch?v=jI61NtGuxV4/ゲッサン公式 https://gekkansunday.net/work/4740/

