【衝撃】『天幕のジャードゥーガル』第9幕「天(テングリ)」、兄の身代わりに杯をあおったトルイに海外騒然「女たちに完全に嵌められた」

モンゴル帝国と金国の開戦、そして大ハーン・オゴタイを襲った毒。TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』第9幕「天(テングリ)」は、シリーズでも屈指の急展開でした。MyAnimeListの討論スレッドには29件の書き込みが集まり、その大半が「あの杯を誰が仕組んだのか」という一点に向かっています。海外の視聴者が何を見て、何に震えたのかをまとめました。

作品概要

『天幕のジャードゥーガル』はトマトスープによる同名コミック(秋田書店)が原作で、2026年7月からテレビ朝日ほかで放送中のTVアニメです。13世紀、イラン東部の都市トゥースで学者一家の奥方ファーティマに拾われた少女シタラが、モンゴル軍の襲撃ですべてを奪われ、亡き恩人の名を騙って帝国の中枢へ潜り込んでいく復讐劇。公式サイトが各話を「話」ではなく「幕」と数えるのが特徴で、第9幕のサブタイトルは「天(テングリ)」。第8幕「大カトゥン ボラクチン」で第一皇后ボラクチンの懐に入り込んだシタラが、今回はその読みの甘さを正面から突きつけられます。

なぜ海外で話題になったのか

今回の討論スレッドは29件。前回・第8幕の26件から数が跳ねたわけではないのに、書き込みの中身は明らかに変わりました。感想ではなく推理が並んだのです。「毒を盛らせたのは誰か」「ボラクチンはドレゲネに何を言ったのか」——多くの投稿が、画面に映らなかった部分を各自の理屈で埋めにいっています。公式のあらすじが「ドレゲネに異変」としか書かない一夜を、視聴者が総出で復元しにかかった回。数の伸びではなく、1件あたりの長さと密度で伸びた回でした。

動画でチェック

第9幕「天(テングリ)」のWEB予告は、tv asahi animation YouTubeチャンネルで公開されています。

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海外の反応

海外の名無しさん
戦には勝った。なのに今度は大ハーンが毒を盛られてるって、来週が待ちきれなさすぎるだろ

海外の名無しさん
トルイの悪役笑い、キレがありすぎるわ。最期になるかもしれない場面でも芝居がかったのをやめないの草。ああいう憎めないクサいキャラが退場するのは、ちょっと寂しい。
それにしてもあのニヤけ顔、鳥肌もんだった

海外の名無しさん
トルイは本当に最高だ。兵の信頼を集める戦上手で、運とカリスマまで持ち合わせていて、王朝をまるごと消し飛ばしてしまう。しかも自分の命を差し出すのに一秒もためらわない。すごく好きなキャラだった、いなくなるのは寂しい。ただ、ボラクチンが全部を仕組んだのは疑いようがない。兄弟の片方を犠牲にするのは、帝国の結束にとって正しい一手だったんだろうか。次がどうなるのか待ちきれない

海外の名無しさん
なんて狡猾な女狐だ
ファーティマとドレゲネを使ってトルイを消したってわけか

海外の名無しさん
ボラクチンはドレゲネにいったい何を言ったんだ? 夫に毒を盛れとでも言ったのか? だとしたら正気じゃない。
第2幕であんなことをしておいて何だが、トルイはやっぱりカッコいい。この物語がシタラの話じゃなかったら、たぶん好きになってた。シタラもドレゲネも開封や金の人々のために何もできなかったのがやりきれない。
ドレゲネがシタラを利用するなんて信じたくない。ボラクチンは本当に怖い。あの不気味な笑みは絶対に彼女のものだ。シタラとドレゲネを使って、トルイとドレゲネの両方を始末する。ジャダ石の半分で何羽仕留めるつもりなんだ。
一方でモゲはあまり冴えているとは言えない。この二人がどっちもチンギス・カンの妻だったとは思えないよ。ソルコクタニがちょっと気の毒だ。あの祓い師たちはボラクチンの手駒だと思う。物語が一気に妙な方向へ転がったな。次がどうなるのか気になる

海外の名無しさん
推測でしかないけど、毒を盛らせたのはボラクチンだと思う。じゃなきゃドレゲネを呼びつける理由がない。ボラクチンはドレゲネを使ってオゴタイに毒を盛らせた。あの毒が助かるものだと経験から知っていて、自分で治せるからだ。
祓いの儀式も仕込みだろう。自分が水を飲むと言い出しておいて、買収された祓い師に「オゴタイの家族でなければ」と言わせる。そうすればトルイが動くしかない。ボラクチンはトルイが自分とオゴタイの脅威だと本気で思い込んでいて、だから排除した。トルイが死ねば、真っ先に飲むと名乗り出た彼女を誰も疑わない。
問題はドレゲネがもう終わりなのかどうかだ。ボラクチンはドレゲネがオゴタイの死を望んでいると知っている。でも、ドレゲネが騙されて毒を盛らされたとは思わない。生き延びてほしい

海外の名無しさん
トルイのカリスマ性、本当に好きだった。たぶん次の回で退場してしまうんだろうな。
天幕での祓いの場面は圧巻だった。鳥肌が立った。
ボラクチンって女、怖すぎる

海外の名無しさん
「我は兄弟の守り手なり」
トルイとその軍が残虐なことをして、多くの罪のない人を殺したのは事実だ。それでも、兄の代わりに死ぬと即座に名乗り出たあの姿勢には、少しばかり敬意を抱かずにいられない。帝国中の噂の的で、本来なら彼が全部を仕切るべきだったと誰もが思っていた男、父の後継者そのものだった男が、兄を救うため、そして自分たちの伝統に従うために、一瞬も迷わずすべてを投げ出す。自分が好きなタイプの悪役だ。
そういえば今回はモンゴルの精神世界と神秘思想がたっぷり描かれていて、こういう題材がアニメで見られるのは本当にいい。儀式を通して環境や宇宙とつながっていくあり方は、アメリカ先住民の伝統をかなり思い出させる。遊牧民には理にかなっている描き方だ。
先週、シタラはボラクチンを甘く見ていると書いたけど、今回それがはっきりした。トルイを排除してオゴタイの、ひいては帝国全体の権力を固めるために、彼女が全部を組み立てたのは明らかだ。金を破ったばかりでトルイの人気は最高潮、将軍たちですら彼のほうが上に立つべきだと考えていた。まさに絶好のタイミングだった。
夫に毒を盛って義弟を仕留めるとか、めちゃくちゃだけどな。女たちが4次元チェスを指して男を駒に使っている、この構図がたまらない

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海外の名無しさん
どれだけひどい男でも、トルイの指導者としての献身と手腕、そして兄への忠誠には敬意を払うしかない。そしてその忠誠こそが利用されて、最後は彼を殺してしまったのがやりきれない

海外の名無しさん
1話が5分に感じるし、毎回の引きで心をぐちゃぐちゃにされる
文句なしに今期でいちばん面白いアニメだ

海外の名無しさん
このアニメが「主人公が知識で帝国をひっくり返す」と約束してくれたとき、自分はすぐに『チ。』みたいなものを期待したんだ。
でも実際は、彼女の知識といえば今のところ雨を呼ぶ変な石くらい。このアニメには科学的な要素がどこにも入ってこない。
設定はすごく面白いのに、もったいない。これだけ多様な世界を描いたアニメはめったに見られないのに

海外の名無しさん
他のみんながこのアニメに何を見出しているのか、いまだに分からない。週に20分だけだからと見続けているし、この謎を解いて、なぜこんなに人気なのかを突き止めたいとは思っている。
ファーティマを紹介する最初の何話かは方向がバラバラで、自分には最初の3〜4話がそれぞれ別の物語の可能性を提示しているように見えた。裕福な家に仕える奴隷の話なのか、モンゴル帝国に虐げられる奴隷の大きなドラマなのか。でも結局のところ、大ハーンの一族をめぐる政治劇でしかなかった。自分が期待していた「モンゴルの魔女」はまだ見られていない(これは自分が勝手に非現実的な期待をしていただけかもしれないけど)。
いずれにしても、今となっては最初の数話はほとんど意味がなかったと思う。シタラが抱えているはずの憎しみはほとんど見えてこないし、石以外に彼女が物語に与えている影響もほぼない。シタラが脇役で、モンゴル側から、大ハーンの死の直前あたりから話を始めて、シタラはボラクチンに雇われた異国の「癒し手」というだけでも、大して変わらなかったんじゃないか。
最後まで見るつもりだし、見方が変わることを願ってはいる。でも少し期待外れだった。「悪い」作品ではないけど、レビューが言っているようなものでは絶対にない

海外の名無しさん
それはさすがに無理があるよ。シタラはマドラサで訓練を受けていない。科学者になるだけの時間もなかった。現実で科学者になるのはそんなに簡単じゃない。それに知識は科学だけじゃないだろう

海外の名無しさん
そもそもこの物語は『チ。』みたいな科学オタクの話じゃないんだよ。
モンゴルの女たちがどれだけ恐ろしくて、聡明で、天才的で、強いかという話だ。焦点は科学じゃなくて、モンゴルの女たちにある

海外の名無しさん
トルイはクソ野郎かもしれないが、優れた指導者ではある。モンゴル人が信じている儀式の使いどころを心得ていて、兵の士気を上げてみせる。しかも迷わず何でもやる男だ。それでいて兄に対しては謙虚なままでいる。
ボラクチンはこの状況とトルイの無鉄砲さを利用して、兄弟の関係を保ち、内紛の火種になりそうなものを潰しにかかっているように見える。オゴタイよりトルイのほうが大ハーンに向いていると考える将軍たち、みたいな火種をね。狡猾だけど、同時に広い視野を持った聡明な女性でもある。彼女はファーティマを挑発までしていて、そのせいでファーティマはドレゲネへの信頼を少し失ったようだ。
それと、この作品を『チ。』と比べるのは、正直うまくいかないと思う。ここでの物語はモンゴルの政治的な駆け引きが軸で、知識は主題というより、登場人物が互いを出し抜くための道具として使われている。書き方もテーマも根本的に別の話だ

海外の名無しさん
前の幕から積み上がってきた動機がきれいに絡み合っていて、駆け引きとして見事だった。ペースも完璧だ。残り2幕で種明かしとクライマックスが来て、最終幕はたぶん次のシーズンへの引きか予告みたいな形になるんじゃないかと思う

海外で評価が分かれたポイント

賞賛はトルイ一人に集中しました。「どれだけひどい男でも指導者としての手腕と兄への忠誠には敬意を払うしかない」「一秒もためらわずに命を差し出した」と、退場していく悪役への惜別が並びます。一方で真っ二つに割れたのは、作品そのものをどう読むかでした。「知識で帝国をひっくり返す話だと期待していたのに、出てくるのは雨を呼ぶ石だけ」という失望に対し、「シタラはマドラサで訓練を受けていない」「これはモンゴルの女たちの話であって科学の話ではない」と反論が付き、スレッド後半は事実上この論争の場になりました。

原作で続きをチェック

『天幕のジャードゥーガル』の原作は、トマトスープによる同名コミック(秋田書店)です。アニメ第9幕までの駆け引きが原作ではどう描かれていたのか、そしてボラクチンとドレゲネの読み合いがこの先どこへ向かうのかは、原作で先に確かめられます。→ 『天幕のジャードゥーガル』コミックスをAmazonで探す

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まとめ:ザワ速編集部の見解

ザワ速編集部が今回いちばん気になったのは、トルイという男の描かれ方です。第2幕でトゥースを焼いた張本人で、シタラにとっては憎悪の原点のはずなのに、海外のコメント欄はその退場を惜しむ声で埋まりました。「どれだけひどい男でも、トルイの指導者としての献身と手腕、そして兄への忠誠には敬意を払うしかない。そしてその忠誠こそが利用されて、最後は彼を殺してしまったのがやりきれない」という一文が、この回の後味をそのまま言い当てています。悪役に情が湧いたところで盤面から消される——その作り方が効いています。次回いちばん気になるのは、ボラクチンの手のひらの上にいたと知ったシタラが、ドレゲネとの関係をどう立て直すのか。「私の天幕に来ないように」と言い渡されたあの夜の意味を、彼女がいつ理解するのかを追いかけます。

参照元:MyAnimeList『天幕のジャードゥーガル』Episode 9 Discussion(2026年8月23日取得) https://myanimelist.net/forum/?topicid=2276454/TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』公式サイト STORY(2026年8月23日取得) https://anime-jaadugar.com/story//tv asahi animation YouTubeチャンネル「TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』WEB予告 | 第9幕「天(テングリ)」」(2026年8月23日取得) https://www.youtube.com/watch?v=S318bpU6Qq8

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